こんにちは!!
居酒屋D-GOLFです。今日は、最近世間を賑わしている”アニサキス”について記事にしてみます。
ご存知ですか?アニサキス!!
アニサキスとは、サケ・サバ・アジ・イカ・タラなどの魚介類に寄生(特に内臓部分に多く寄生します)する線虫です。体長約2~3㎝のミミズに似た外形で白濁色です。生の刺身などを食べるとアニサキスが生きた状態で胃へと入り、食してから2~3時間程度で激しい腹痛にみまわれます。最近では、芸能人の渡辺直美さんや品川智春さんが症状にかかりニュースでもやっていました。
症状
・激しい腹痛(胃のあたり、生きたアニサキスが胃の内壁部を喰らい激痛にみまわれます)
・膨満感(お腹が張っている感じ)
・吐き気(胸焼けのような感じ)
食中毒ではないため、下痢になることは無いようです。
当店のアニサキス対策
当店では、アニサキス対策をしています。新鮮な生の状態で召し上がっていただきたい気持ちは山々ですが、激しい腹痛を伴うアニサキス症状を発生させる事はできません。先日、某スーパーへ仕入に行った際、魚介類売り場にてアニサキスが浮遊している光景を見かけました。皆さん、他人事ではないですよ!!
当店では、
①仕入れ時の鮮度、及び調理時の目利きにてアニサキスを探し、刺身として安全な状態で提供しています。慣れてしまえば、そう小さくはない線虫ですので探し出す事は容易です。
②カツオ・サバなどは、1日冷凍させ死滅させた状態で調理を行っています。
③あぶりなど熱処理にて、万全の対策を行い提供しています。
アニサキス予防
お客様がご家庭にて対策・予防できる事をお教えします。①アニサキスは低温及び高温下では死滅する為、-20℃以下で一日冷凍・60℃以上で数分間加熱するようにしてください。なお、酢・塩・わさびなどの調味料では菌では無いため死滅しません。②なるべくご家庭で購入する際は、冷凍ものを購入することをお勧めします。③一番安心な方法”よく噛んで食べる事”。アニサキスは死滅した状態で食しても無味無臭無害です。噛み殺して食せばOK(抵抗ある方は多いかもしれませんが・・・)ちなみに食感は、輪ゴムを噛んだような抵抗があります。刺身にて食した時は、案外わかりやすいかと思います。
以上、今旬の”アニサキス”を話題にしてみました。