こんにちは!!
居酒屋D-GOLFです。
今回はうんちくに使える豆知識として”台風について”記事にします。
台風とは
台風とは、北西太平洋に存在する熱帯低気圧のうち、低気圧域内の最大風速が約17m/s以上まで発達したものをさします。”北西太平洋に存在する・・・”ものを”台風”と呼ぶ為、世界中で発生する熱帯低気圧をすべて台風とは呼びません。たとえば、北インド洋と南太平洋にあるものは”サイクロン”と呼び、北大西洋と北東太平洋にあるもの(最大風速32.7m/s)は”ハリケーン”と呼ばれます。
聞いた事ある方も多いでしょう。
その為、発生地がハリケーンと呼ばれる区域であっても、移動するにつれて境界線を越えた場合は呼び方が変わり、”台風〇号”と呼ばれる事もあります。
台風による被害各種
台風が接近あるいは上陸すると色々な被害がもたらさせる危険があります。
雨・・・台風の中心付近では激しい雨となり、台風により山地にむかって気流が生じれば、その場所で大雨がもたらされます。
風・・・台風により暴風・強風が生じます。聞いた事ある方は少ないかもしれませんが、海水の塩分を多く含んだ潮風が吹きつけることにより、”塩害”がもたらされる場合もあります。
波・・・台風により高波やうねりが生じます。
高潮・・・強風による吹き寄せと気圧低下により高潮を生じさせることがあります。
雷・・・台風本体接近時には雷を伴う事は少ないが、前後の大気不安定により雷被害をもたらす事があります。
その他・・・まれに竜巻や、雪などの被害を伴う台風もあるようです。
勢力による”呼び方”について
強さ・・・最大風速(m/s)
17.2m/sまで・・・熱帯低気圧
17.2~32.6m/sまで・・・台風
32.7~43.7m/sまで・・・強い台風
43.7~54.0m/sまで・・・非常に強い台風
54.0m/s~・・・猛烈な台風
大きさ・・・半径(km)
~500kmまで・・・特になし
500~800kmまで・・・大型台風
800km~・・・超大型台風
これらを組み合わせて、”大型で非常に強い台風”などと呼ばれるようです。
過去の統計からみる”うんちく情報”
台風の平年値
・年間発生数=約25.6個
・年間日本接近数=11.4個
・年間日本上陸数=2.7個
しかしながら、昨今の傾向としては、増加傾向にあるようです。
・発生数が多かった年=1967年、39個
・発生数が少なかった年=2010年、14個
・日本接近数が多かった年=2004年・1966年・1960年、19個
・日本接近数が少なかった年=1973年、4個
・日本上陸数が多かった年=2004年、10個
・日本上陸が少なかった年=2008年・2000年・1986年・1984年、0個
さて、今年はどうでしょうか?台風をよく知り被害にあわないよう気を付けましょう!!